為替相場の安定のために、国際収支が悪化した国への融資や、為替相場と各国の為替政策の監視などを行っている。各国の
中央銀行の取りまとめ役のような役割を負う。かつては融資を行う際に、
内政不干渉の原則を守り、特に条件をつけることはなかったが、成果があがらない国も多かった。このため、1979年以降、「融資の効果を阻害するような政治状態の国」には、「政策改善」を条件にした(コンディショナリティ)融資を行うようになった。この際に、対象国に課せられる要求のことを「構造調整プログラム (SAP)」と呼ぶ。このIMFの構造調整プログラムにより、アフリカや南米、アジアなどの発展途上国では、様々な経済問題(失業など)が発生し、社会が混乱に陥ったという見解が多い。また、
サーベイランス活動の一環として、通常年2回(春・秋)の国際通貨金融委員会(IMFC)の直前に「世界経済見通し(World Economic Outlook)」と「国際金融安定性報告書(Global Financial Stability Report)」を公表している。