陸地の面積比、さらに温帯に位置する陸地の比率が高いことが人口、気候の両面に影響を与えている。北半球全体の陸地の面積比は39.4%であり、
南半球の19.0%よりも高い。温帯の例として北緯30度〜40度(北半球)における陸地面積比が43%であるのに対し、南緯30度〜40度では11%と少ない。このため、
四大文明の発祥を始めとして人口は歴史的に北半球に偏ってきた。世界人口の約92%が北半球に居住する(世界人口年鑑 1999による)。特に
中華人民共和国の13億人、2位
インドの10億人など、アジアに偏っている。
温帯に属する地域では
10-
3月が寒く、
4-
9月は暖かい。陸地面積の比率が高いこと、さらに高緯度地域に大陸が位置することにより、北半球の気候は南半球といくぶん異なる。高緯度に大陸が位置するため、
シベリア寒気団など南半球に比べ、大規模な気団が発生する。陸地の占める面積比が高いため、
熱赤道の平均位置は主に北半球を走る。南極大陸を除く最低気温が、
ロシアの
オイミャコンで観測(-71.2度)されたこと、最高気温が
イラクの
バスラで観測(58.8度)されたことは、陸地比率の偏りからも説明できる。