北東部の
脊振山地は
スギが大半を占める人工林で、
林業が主要産業となっている。現在の唐津市南部や多久市周辺の
丘陵地帯では
石炭採掘がかつて盛んであったが、今では跡が残るだけである。南東部の
佐賀平野は稲作を中心とした穀倉地帯で、各種
農産物が生産されるが、近年は農産物の種類が変わってきている(参照)。県西部は温帯林と田畑が交互に連なり、各地域の特徴にあわせたさまざまな産業形態が見られる。
韓国など
アジア地域に比較的近いが、海上輸送は旅客では
博多港や
北九州港、
長崎港などに押されてほとんど発展していない。貨物は
伊万里港が九州3位のコンテナ取扱量となっている。陸上輸送については鳥栖市など県東部は
高速道路網・
鉄道網の分岐点となっており、九州での陸上輸送の要となっているが、
有明海沿岸や玄界灘沿岸などは長距離輸送や都市間交通がやや不十分である。空中輸送では1998年に開港した
佐賀空港が使用されているが、旅客では近隣の
福岡空港や
長崎空港に比べ便数などの面で大きく差を開けられている。