イギリスの
ヴィクトリア朝の裕福な家庭では、乳幼児の
育児係の若い女性を雇う習慣が広くいきわたり、そういう女性をナース、もしくはチャイルド・ナースと呼んだ(
メイド#英国(主にヴィクトリア朝)におけるメイドの種類参照)。チャイルドがついたのは、病人の看護をするナースと区別するためである。ウェット・ナース、ドライ・ナースと使い分ける場合もある。「ウェット」が、乳幼児の世話をするナースである(おしめやミルクなど濡れたものに触れる機会が多いため)。これらのナースという英語表現は、16世紀までは専ら
乳母を意味し
フローレンス・ナイチンゲールが近代看護の看護学校を立て上げる以前から使用されていたもので、「
看護師」とそのままに訳してしまうと誤解を招く。上記のナースは、しばしば上流階級の家庭に住み込みで働いたものである。
日本でも、近年は社会情勢の要求により、音楽や体育などの特殊家庭教師と従来のベビーシッターの業務を兼務する形で新たなサービスを展開する業者や、徒歩や公共交通機関を利用した送迎サービスをベビーシッターの業務とともに行う業者など、サービスの多様化がみられる。